脳について

ちょっと、物忘れの多い自分。
ふと、記憶ってどうなってるのかな〜と思って
そんなことの書いてある本でも読もうかなと、
本を物色していると、目にとまったのが、この本でした。


右脳は天才?それとも野獣?
ロバート オーンスタイン Robert Ornstein 藤井 留美
朝日新聞社
売り上げランキング: 249,322


記憶とは、というとっかかりからはずれるけれども、面白そうなので読んでみました。


著者は長年脳の研究に携わってきた方ということで、脳の研究の歴史、
そして、最近の研究によって分かったことが、分かりやすく記されていました。
特にタイトルにもあるように右脳に関して、詳しく書かれています。
良くある右脳、左脳を分けてみる見方を批判して、右脳、左脳には
得意不得意があるが、協調していろいろな判断を行っていることを
強調していました。
ただ、最後まで読んで思ったことは、ずいぶんいろいろ分かるようになって
なってきてはいるけれども、まだまだ、分からないことが多いんだなと
いうことです。


なかなか面白かったので、脳に興味がある人にはお勧めの一冊だと思います。